手術麻酔 | 大阪市立大学大学院医学研究科麻酔科学講座
手術麻酔とは
麻酔とは、手術が行われている間の痛みをとりのぞき、全身の状態を管理することです。 当院では麻酔科医が麻酔を担当します。1.全身麻酔
患者様の意識がないあいだに手術が行われます。麻酔の薬を注射するか、マスクで麻酔ガスを吸うと患者様は意識がなくなります。のどにチューブを入れて、酸素と麻酔ガスを送ります。手術が終わって麻酔の薬を止めると患者様は目が覚めます。
2.脊髄くも膜下麻酔(脊椎麻酔、腰椎麻酔)
背骨のすき間に細い針を刺して麻酔の薬を入れます。足を中心に麻酔が広がり、麻酔が効いている2-3時間の間に手術を行います。手術中、患者様には意識があります。
坐骨神経痛のための氷
3.硬膜外麻酔
背骨のすき間に針を刺し、細いチューブを入れます。チューブから麻酔の薬を入れると手術をおこなう胸やお腹や足などに麻酔が広がります。チューブは手術のあとの痛み止めにも使用します。
麻酔の流れ
当科では、次のような流れで患者様に麻酔・手術をお受けいただいています。
6.回復室
手術が終われば、手術室となりの回復室に移動します。呼吸や血圧が安定したら、病棟に戻っていただきます。
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