今流行りの拒食症派サイト、過食症派サイトではこの手の表現が氾濫している。現在アメリカでは200ほどのこの種のサイトがあるが、拒食症(全女性の0.5〜1%)過食症(1〜2%)の人達を呼び込んでいる。
「善意かどうか知らないが、良いホームページとは言えない」とスタンフォード大学ルーシル・� ��ッカード小児病院の青少年医学の専門家であるレベッカ・ピーブル氏は言う。"青少年摂食障害者の摂食障害派サイト利用状況の研究"と題して、アメリカ小児学会誌に今月発表された。それによると、摂食障害派サイトを読んでいる人はそうでない人に比べて、より長く摂食障害を患い、学業に割く時間が少なかった。又入院する回数も多かった。
専門家の多くが摂食障害派サイトを読んで慄然としている。「サイトでは、摂食障害が大した事は無い、こうすれば良いと言っているが信じられない。修正第一条まで持ち出して自己弁護するが、彼等に表現の自由はない。摂食障害はライフスタイルと言うがとんでもない。摂食障害は危険な病気である」とアメリカ拒食症協会の副理事であるクリストファー・エイサス氏は言う。実� ��摂食障害は不安、鬱状態、アル中、麻薬中毒、自傷、自殺の原因になっている。
「この拒食症派サイト、過食症派サイトは摂食障害の危険性を言い繕って隠している。拒食症の患者の自殺率は、健康な人のそれに比べて56倍と猛烈に高い。だからこのようなサイトに書き込んでいる人達は、自殺の共犯者と言う事になる」とノースカロライナ大学で摂食障害プログラムを主催しているシンチア・ブリーク氏は言う。
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